既卒の就職活動でアピールしていい自己PRと強み!私が実際に使った例文

面接・書類対策

「自分にはアピールする部分がない」

「長所が何か分からない」

「面接で話すエピソードがない」

 

いざ就職をしたくても、このように考えているニートやフリーターの方は非常に多いのです。

私もニート、フリーターを経験してからホワイト企業に就職することができました。

当然、就活をする前はこのように考えていた時期もありました。

既卒の面接ではこれら4つは必ず対策をしていなければなりません。

  • 自己PR
  • 志望動機
  • 既卒になった理由
  • 既卒の空白期間の説明

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今回は自己PRをどのように対策していくべきなのか、実際に私が話した内容などを使って説明していきます。

 

自分の長所を見つける

 

「あなたの長所を教えてください」

「自己PRを交えて自己紹介をしてください」

 

面接ではこう言ったことを聞かれる機会が必ずといっていいほどあります。

まずは長所について例を出しますので、自分の長所を探してみましょう。

  • リーダーシップ
  • コミュニケーション能力
  • チャレンジ精神
  • 忍耐力
  • 負けず嫌い
  • 協調性
  • 柔軟性

他にも責任感や向上心などもありますが、基本的には上の7つから選んでおけば問題ありません。

自分に当てはまりそうなもの見つかりましたか?

何も今の段階で一つに絞る必要はありません。面接では一つしか話しませんが、いろいろなパターンを用意しておくことも重要になってきます。

この7つの中から実際にそれが発揮されたエピソードを交えながら説明していきます。

私が実際に話した長所はこのようになっています。

例文

私の長所はチャレンジ精神です。

これまで「やりたい」、「やるべきだ」と思ったことには積極的に挑戦してきました。

学生時代には同じ学生だけでなく社会人とも交流することで知見を広げ、様々な考えを持つ人と出会いたいと考えました。

そのため、代表者として社会人サークルを作りました。

そのおかげで、高校生から40代まで幅広い年代の方と出会うことを実現することができました。

これらの経験で養った「チャレンジ精神」を活かして、御社でも新規事業や新規顧客の獲得などにチャレンジしていきたいと考えています。

これは実際に私が面接やESなどで使っていた文章を一部改変したものになります。

このように、エピソードを交えて自分の長所を伝える場合は抽象的な例えではなく、より具体的なエピソードを話すようにしましょう。

 

短所を見つける

長所を見つけた後は短所を見つけましょう。

これも長所ほどではありませんが、高い頻度で面接で聞かれます。

長所について例を出しますので、自分の長所を探してみましょう。

  • 自己中心的
  • 神経質
  • 心配性
  • 優柔不断
  • 流されやすい
  • 自己主張が強い
  • 楽観的

この中から自分のエピソードと重なるものを選びましょう。

例文

私の短所は他人を優先してしまうことです。

塾講師のアルバイトをしていた頃は自分の学校の成績より生徒の受験を優先してしまい、自分の単位を落としてしまうことがありました。

この経験から、自分がするべきことには優先順位をつけ、事前に計画を立てて取り組むことを心がけています。

 

学生時代のエピソードでアピール

既卒であれば卒業から数年であれば学生時代のエピソードで自分をアピールしていきましょう。

卒業から5年以上経っている場合はさすがに学生時代だけのエピソードだけではアピール不足ですので注意しましょう。

 

「学生時代どのようなことに力を入れましたか?」

「これまでで一番頑張ったことは何ですか?」

ということを聞かれますので、自分のエピソードを話します。

  • なぜそれをしたのか
  • どんな結果だったのか
  • どのようなことが得られたか
  • それをどう活かしていくのか

こう言った点に注意して話をするようにしましょう。

例文

私は学生時代、研究室に最も力を入れて取り組みました。

研究内容は…というものでした。

しかし、このテーマは私が研究室に配属されるまでに在籍していた助教授から引き継いだものであり、直属の先輩がいないという状況でした。

そのためアドバイスを頂く機会が少なく、常に自ら仮説→検証の繰り返しでした。

時には仮説が全く違っていて遠回りをすることもありましたが下記の2つを重視することで解決を図りました。

1.基礎的内容の徹底理解によって仮説を立てる

2.プログラムを作成することで効率化

これらを図ることで、苦労しながらも卒業論文を書くことができました。

 

既卒の間のエピソードでアピール

「既卒の間でどのようなことをしていましたか?」

などと聞かれることもあります。

この時は用意した既卒の空白期間に何をしていたかを答えましょう。その中でアピールできるものがあればアピールしましょう。

例文

私が学業以外で力を注いだことは数学の塾講師のアルバイトです。

一回生の頃から始めたこともあり、3回生になる頃にアルバイトのリーダーに任命され、常に生徒目線に立つことを意識して取り組みました。

個別形式の授業では各講師からのアドバイスのズレが生じていることに気づき、連携強化の目的で月に一度、講師のみでの会議を開催したり、授業の後には進捗を書き留めるファイルを生徒一人ずつ作成するなど改善に取り組みました。

これらの経験によって、自分がどうしたいかではなく、相手が何をして欲しくてそれに私はどのように応えるかという「相手の立場になって考える力」を養うことができました。

 

誰かに一緒に考えてもらう

このような自己PRというのは自分一人で考えていても偏った考えしか出てきません。

それよりも家族や友達に自分の長所を聞いてみたりしましょう。

それ以外にも転職エージェントを利用することで、相談することで面談中に自分の長所を一緒に見出してくれます。

また、本当は話すエピソードはあるのに、頭の中でなかなかまとまらないこともあります。

そういった時にも相談することで一緒にまとめてくれたりするので、自分一人で悩むのではなくぜひ転職エージェントを利用しましょう。