就活をしていると、思っていた以上に上手くいかなかったり、内定が得られなかったりすることで劣等感を覚えることもありますよね。
ネガティブな思考に陥ってしまい、ちょっとしたことも全て気になってどんどん負のループに入ってしまう人もいるのではないでしょうか。
今回は、就活で劣等感を覚える理由や解消法について解説致します。
1.就活で劣等感を覚える3つの理由
ますは、就活で劣等感を覚えやすいタイミングやポイントについて解説致します。
・周りと比べてしまった時
周りの友人と比較してなかなか内定が出ていなかったり、企業説明会や面接への参加に前向きになれなかったりすると、どうしても劣等感を抱きやすくなります。
自分と同じように就活してきた先輩たちの話を聞き、「こんな風に上手く就活できるだろうか」と思ってしまった時も、不安な気持ちが強まるでしょう。
・自分の能力が足りないと感じた時
面接に通らない、履歴書やエントリーシートが書けない自分に気が付いた時、能力不足のまま社会に出ることに対して不安を感じます。
期限管理が苦手、コミュニケーションが不得意など、入社後に上手くやっていく自信がない人も同じようなことを思うでしょう。
・大手の有名企業に入れなかった時
誰もが名前を知っているような大手有名企業や一部上場企業に内定が決まらなかった時も、自分が思い描いていた将来像とのズレに悩む人が多いものです。
「知名度が全てではない」と割りきろうとしても、周りや親からの視線を気にしてしまうこともあります。
2.就活に対する劣等感を解消する方法
次に、就活に対する劣等感を解消する具体的な方法について解説します。
・就活エージェントを味方につける
自分1人で就活をせず、プロのエージェントを味方につけて進めるのがおススメです。
努力の方向性や自分の能力が足りていないところの補いなどさまざまな場面で力になってくれますので、手詰まりになった時に頼ってみるのもよいでしょう。
また、最初から効率のよい就活をするためにエージェントに登録しておくのも理想です。
・自己分析や企業分析に時間をかける
自己分析や企業分析など、面接前の段階で行える対策を徹底的に進めておくのもよいでしょう。
自分がどんな会社に入りたいのか、入社後にどんな働きをしたいのか、どんな社会人として成長したいのかをはっきりさせられれば、自ずと入りたい業界や企業の姿もはっきりしてきます。
・面接やディスカッションの練習をする
自分に自信が持てない理由の1つに、準備不足が挙げられます。
緊張しがちな人、不意の質問に弱い人ほど、面接やグループディスカッションの準備を怠らないようにしましょう。
就活エージェントはもちろん、学校のキャリアセンター、就労支援サービスでも模擬面接会の予約を受け付けています。
・時間に余裕をもつ
就活に焦りは禁物と言われる通り、ある程度時間に余裕をもって行動するのもよさそうです。
卒業までの時間が短くなってきたり、周りがどんどん内定を得ていたりすると、どうしても劣等感が強まります。
人よりも少し早めに準備し、予備知識を身に付けておきましょう。
3.第二新卒として転職するのもあり
就活に悩むあまりうまく活動できなくなってしまっている人は、将来第二新卒として転職するのも1つの手です。
・第二新卒とは
第二新卒とは、学校を卒業して正社員として就職した後、2~3年のうちに転職をする人たちのことを指します。
若手ならではのフレッシュさがありながらも、社会人としての基本的なマナーやビジネスマインドが身に付いているとして、近年転職市場での人気が高まってきています。
・第二新卒として転職するメリットもある
第二新卒として転職するメリットは、数多くあります。
まず、キャリアチェンジしやすいということが挙げられるでしょう。
事務職から営業職へ、販売職から製造職へ、など大幅な方向転換をする際にも、若手のうちに始めるのであれば時間のロスを最小限に抑えられます。
また、若手を積極的に採用する企業から受け入れられやすいということも挙げられます。
社会人経験を積んだことによってビジネスマナーを身に付けている第二新卒は、学校を卒業したばかりの新卒と比較して即戦力になり、入社してから早速業務スキルを学んでほしいと考える企業から人気があります。
もし就活が上手くいかなかった時や、入社後も夢を諦められないときは、第二新卒として転職する道を思い出しましょう。
【まとめ】就活に対する劣等感は、正しい対策を行うことで解消できます!
就活に対する劣等感は誰しもが抱くものだとはいえ、そのまま放置してしまうとネガティブな考えに縛られやすくなってしまいます。
正しく対策をうち、時には就活エージェントなどプロの力も借りながら打開していきましょう。
自分が納得できる就活を行い、場合によっては第二新卒転職の道も見据えていくのがポイントです。