既卒で就職活動をしていると、成績証明書や卒業証明書など大学からの公式な書類の提出を企業から求められるケースが多々あります。
そんな時、学生なら通っている大学に授業の合間にでももらいに行けばいいのですが、既卒ですとなかなか大学に行く機会がありません。
そのような場合、どうやって成績証明書や卒業証明書を手に入れればいいのか、提出までに時間がない場合や提出する際の注意などと混じえて説明していきます。
成績証明書や卒業証明書のもらい方
まずは大学での成績証明書や卒業証明書はどのようにして貰えばいいのかまとめていきます。
大学に行って直接もらう
まず一番正確な方法が大学の窓口で直接もらう方法です。
在学生の場合はすぐに発行されますが卒業生である既卒ですと過去のデータになりますので、少し時間がかかる可能性もあります。
しかし、即日にもらえて間違いがないかもその場で確認できるので大学の窓口で発行してもらうのが一番でしょう。
大学が近くにある人や時間がある人は、確実に受け取るために大学に直接行くことをお勧めします。
大学の発行機で発行する
二つ目は大学内に設置されている証明書の発行機で各種書類を発行する方法です。
この方法も大学に行かなければなりませんが手軽に発行することができます。
ただし、大学によっては発行機がない場合や成績証明書や卒業証明書などは発行できない可能性もあります。
あらかじめ大学のホームページなどから確認して利用するようにしましょう。
郵送してもらう
最後に、大学から必要な書類を必要な分だけ郵送してもらう方法があります。
私はこの方法で取り寄せていたのですが、大学まで通うのに2時間以上かかってしまうので非常に便利でした。
しかし、郵送されるまでに早ければ即日か翌日には郵送してくれますが、遅い時は一週間近くかかるときがあります。
また、郵送してもらう際にまずはこちらから身分証明書のコピーや必要書類を提出しなければならなかったので、そこは面倒でした。
これも大学のホームページに詳しい期間などを載せてくれているのが多いので確認してから利用しましょう。
また、忘れていたなどで急に翌日に必要になった時は、郵送ではまず間に合いません。
その場合は必ず大学に行って窓口か発行機で発行するようにしましょう。
書類は多めに発行しておく
発行しておく際の注意点として書類は多めに発行しておくようにしましょう。
短期集中で就職活動をしていると、二次面接や最終面接の時期というのは被りやすいので、書類が必要になった時は意外とすぐになくなってしまうケースがあります。
私も一度書類が足らないようになってしまい、大学に行く時間もなかったため書類を忘れたという程で面接に臨んだことがあります。
書類を忘れたからといって面接が受けられないわけではありませんが、このようなミスは事前に防げるので、初めに発行する段階で余分に発行しておくことをお勧めします。
もし忘れてしまったら
面接が続いてくると成績証明書などの書類を忘れてしまったり、私みたいに足らなくて提出できない時が来るかもしれません。
ただ、先ほども言ったように書類を忘れたからといって面接を受けられないわけではないですし、それが原因で落とされるというのもほとんどないでしょう。
そのため、忘れたからといって面接を辞退する必要はありません。
私も書類を忘れた面接でも通過しましたし、「次の面接で持ってきてね」とフランクに言われただけで済みました。
また、企業によっては最終面接に忘れても内定式の日に持って来ればいいなどとそれほど意識していないこともあります。
そのため、書類は忘れても焦らずに堂々と「書類を忘れたので次回持参します」と言えば基本的に問題はありません。
ただし、あまりいいイメージを残せないのも事実なので、できるだけ忘れないようにしましょう。
まとめ
以上で既卒が成績証明書や卒業証明書を手に入れる方法ですが、今回の話をまとめると
- 大学に行くか郵送でもらうか
- 急いでいる場合は大学に直接行く
- 書類はあらかじめ多めに用意しておく
- 面接に書類を忘れても堂々と説明する
この4点になります。
やはり大学に行ってもらうのが確実だとは思いますが、状況や大学のやり方に合わせて自分が一番都合のいいやり方で入手するのが一番です。
書類は大事ですが、就職できるかどうかは自分という人間が一番重要になってくるので、成績が悪いなども気にする必要がないでしょう。