【既卒が徹底解説】無い内定の学生の3つの特徴!NNTの末路は悲惨なのか!?

新卒採用

私は有名私立大学を卒業後、就職先がないまま大学を卒業し、2年間ニート生活を送っていました。

今回はそんな私が、私の経験談から内々定になる学生の特徴と、その末路について説明していきます。

 

就活を進める上で、ずっと内定がもらえないままだと焦りの気持ちが強くなっていきますよね。

周りの友人と比較し、何故自分には内定が出ないのかと落ち込むこともあるでしょう。

なかなか内定を得られない人や、内定を得ていない状態のことを「無い内定」と呼び、そのまま就活が上手くいかないままだと悲惨な末路に至ることもあるようです。

今回は、無い内定になる人の特徴や、そうならないための対策、万が一無い内定の状態になってしまうとどうなるのか、ご紹介していきます。

 

無い内定とは

まずは無い内定についておさらいをしておきましょう。

無い内定とは、就活をしているにも関わらず内定が得られていない人や、内定が得られていない状況そのもののことを指していう言葉です。

「無い・内・定」の頭文字を取ってNNTと略されることもあり、「こうはなりたくない」と戒めのために使われることの多い単語だと言えるでしょう。

特に、一般的に内定が出揃うであろう時期にも関わらず就職先が決まらない際に使われやすく、焦りの気持ちが増す要因にもなっています。

 

無い内定になる学生の3つの特徴

企業からの内定を獲得しにくい人のタイプについて、3つご紹介致します。

 

業界や職種へのこだわりが強すぎる

どうしてもこの仕事がしたい、どうしてもこの企業に就職したい、という熱意を持つことは重要ですが、こだわりが強すぎて視野を狭めている場合は注意が必要です。

万が一その業界・職種を目指した就活が失敗してしまった場合、自分の将来が閉ざされてしまったように感じて絶望感を覚えることもあるでしょう。

自分が何故その仕事に就きたいかを分析し、関連する企業にもエントリーしておくことが大切です。

 

プライドが高すぎる

大企業にしか就職するつもりはない、有名な会社でないと恥ずかしいなど、プライドを高くもちすぎて選択肢を削ってしまっている可能性もあります。

何故大企業に就職したいのか、どんな意義を見出しているのか、業界や企業ごとの傾向と自分の理想とを比較することからはじめましょう。

 

傷つきやすく、自分に自信がなさすぎる

不合格の連絡を受け取る度に必要以上に傷つき、次の面接へ向かうエネルギーが生み出せなくなってしまうタイプも要注意です。

就活をしていると、自分の魅力を第三者に評価してもらっているような気分になることもあると思いますが、就活はあくまでも「自分と企業のマッチングをするためのイベント」だと捉えましょう。

自分がどんなに素晴らしい人間だったとしても、企業の希望する人材像と合わなかったということは多々あるものです。

数打てば当たると割り切って、多くの企業に出向いていきましょう。

 

無い内定にならないための対策

無い内定にならないために意識しておきたい対策について、ご紹介していきます。

 

自己分析に時間をかける

まずは、自分の「核」となる思いや希望について考えていきましょう。

どんな仕事をしたいのか、何故その仕事をしたいのか、何を成し遂げたいのか、どんどん掘り下げていきましょう。

自己分析を深めていくと、自分でも考えていなかったような業界に興味が持てるようになったり、気づいていなかった長所を知ることができたりします。

自信のある自己アピールもできるようになりますので、是非時間をかけて取り組んでみましょう。

 

企業分析に時間をかける

企業や業界についての分析にも、十分時間をかけてみましょう。

特に、面接に臨む企業が業界内でどんなポジションにあるのか、同業他社と比較してどんなところに魅力を感じたかについてまとめておくのが効果的です。

「この会社をどうすればもっと大きくすることができるか」という視点に立って分析を進めていくと、企業ごとの強みや改善点に気が付くこともできるでしょう。

普段から経済ニュースを耳に入れておくなど、日常的な努力も欠かせません。

 

グループワークや集団面接などの対策を練る

グループワークや手段面接など、当日になるまでどんな人と一緒に行うか分からないタイプの選考には、特別な対策が必要です。

就職情報サイトや就職エージェント、大学のキャリアセンターなどで対策講座が開催されていることがありますので、チェックしておきましょう。

ある程度場数を踏み、対応策を練っておくことで格段にやりやすさが変わってきます。

 

無い内定の末路

無い内定のままだと、最終的にどんな末路を辿ることになるかについても見ていきましょう。

 

やむを得ず就職浪人をする

1つの手段として、就職浪人して大学に籍を置いたままあと1年就活を続けることが可能です。

ただし、同学年が卒業していく中、1学年下の世代と一緒に就活をすることになるため強いメンタルも必要になってくるでしょう。

 

内定がないまま卒業し、ニート・フリーターになる

就職浪人するだけの学費がなかったり、留年しないことに重きを置いたりする場合は、内定がないまま卒業することになります。

卒業しても行く当てはありませんので、アルバイトをして生計を立てるか、親に養ってもらうニートになる他ありません。

私がこのケースに当たるのですが、無い内定のままニートやフリーターになると、かなり悲惨な現実が待ち受けています。

周囲からの目は当然冷たく、家族でさえ敵のように見えてしまうぐらい追い込まれました。

これを読んでいるあなたは、絶対にこのような道を辿ってはいけません!

 

逃げるように大学院へ進学する

院試に間に合うだけの時間があり、且つ十分な学業成績を持っている人であれば、大学院への進学も可能です。

最終学歴が1ステップ上がりますので、将来チャレンジできる就活の幅も広がっていくでしょう。

しかし、ポジティブな理由で進学をしてきた同期と比べて大学院に異議を見いだせず、研究に対して前向きになれないということも懸念しておきましょう。

 

無い内定になることだけは絶対に避けよう!就職サイトを活用して対策を!

「無い内定」とよばれる状況に陥ってしまうと、焦ったり凹んだりして視野も狭くなってしまいがちです。

留年したり既卒者になったりするとその後の就活も苦労しやすく、首を絞めることになりかねません。

就職サイトを覗くと、自己分析シートが用意されていたり、業界分析セミナーや面接対策講座が開催されていたりすることもあります。

このようなサービスを上手に活用して就活を乗り切っていきましょう!