ニート・フリーターで金がない?それでも今すぐ就活すべき理由とその方法

既卒

既卒とはフリーターやニートの人たちのことを指しますが、ニートですとアルバイトをしていないので収入源がない人がほとんどで自由に使えるお金はすぐになくなってしまいますね。

また、アルバイトをしているフリーターであっても一人暮らしをしていたり、頻繁に遊んでいるとどうしてもお金が足りない状況になってきます。

そうするといっその事、就職活動をして就職をした方がそういったお金の悩みを解決することができます。

ただし、それはすぐに企業から内定をもらうことができて、なおかつ入社までの期間が極めて短いことが必須になります。

そのため今回はお金がなくなって就職活動を始めようと考えているニートやフリーターなど既卒の方のために、どのように就職活動をすればいいのか説明していきます。

 

就職活動はお金がかかる

まずはじめに生活費や遊ぶお金がなくなって就職活動をしようと考えても、就職活動というのは意外とお金がかかってしまいます。

実際に私が既卒として就職活動をした時にかかったお金の内訳を見てみましょう。

総額15万円

  • スーツ 4万円
  • オフィスカジュアル 4万円
  • 交通費 5万円
  • 食費 2万円

大体ですがこの程度のお金は必要になりました。ただし、私の場合は私服で面接を受ける必要があったのでオフィスカジュアルの上下を揃えましたが、これは必要ない人の方が多いでしょう。

それでも長期化すれば、それだけ必要な経費も増えていくた総額で10万円はすることを覚悟しておきましょう。

 

就職活動中のお金を用意する

それでは仮に就職活動を始めるにあたって10万円のお金が必要となった場合に、貯金が0円の方にはいきなり用意することはできないでしょう。

だからといって、せっかく就職活動を始める決意をしたのにお金が貯まるまで待つというのも時間がもったいないです。

既卒というのは空白期間が長ければ長いほど不利になるので、就職活動を決意した段階ですぐに始めるようにしましょう。

そうすると、必要なお金をどのようにして集めるのかですがいくつか方法を説明していきます。

 

アルバイトをする

私は本来であればアルバイトをしながら就職活動をすることに否定的な考えですが、やはり一番現実的な方法がアルバイトをしながら就職活動をすることです。

就職活動中でのアルバイトに否定的な考えを持つ理由について詳しくはこちらの記事で

既卒の就活はアルバイトをしてはいけない!たった一つの理由とは

ただし、就職活動を始めていきなり10万円ほどのお金が必要になるのかというと、そうでもありません。

まずはリクルートスーツなどのスーツ代は最初に必ず必要になりますが、食費は日々で徐々に使っていくものなので予め用意しておく必要はありません。

また、スーツ代を安物にして節約するのはあまりお勧めではありませんが、食費は弁当を作るなど努力次第でどうにでも節約できます。

交通費に関しても徐々に必要になってくるもので地元で就職するのと他県で就職するのでは必要な金額も大きく変わります。

私の場合は大阪から東京へ2度行かなければならなかったので、たくさん使いました。

こう考えるとアルバイトを週に5回も6回もする必要はなく、週に2〜4回ほどで充分まかなうことができます。

アルバイトをしていて就職活動がおろそかになってしまうのは本末転倒なので、必要な経費と優先順位を意識しながらシフトを入れるようにしましょう。

 

親からお金を借りる

次に「就職活動をするためにお金が必要」ということを伝えて親からお金を借りる方法です。

もちろんお金を貸してくれず自分でどうにかしろという親もいるかもしれませんが、基本的に親は既卒から就職活動をすることをすごく喜びます。

私も親に就職活動をすると伝えた時は「やっと決断してくれたか」という言葉を言われたので、親というのは子供が安定した職に就くことを心から願っています。

そのため就職活動をすると言えば、ある程度お金を援助してくれることもあるので一度言ってみましょう。

 

行政機関から借りる

最後に、お金を用意する方法として地方が運営している行政機関から就職活動援助のためのお金を借りる方法です。

例えば、私が住んでいる大阪であれば就職したくてもお金がなくて生活が困難な方を支援する制度などが充実しています。

生活にお困りの方へ
※ 各区の相談窓口の連絡先等については「3.各区の相談窓口」をご確認ください。 1.事業の目的  大阪市では、生活困窮者自立支援法(平成27年4月施行)に基づき、生活にお困りごとを抱えた方の自立支援策の強化を図ることを目的として、相談支援..

このような地方の行政機関のホームページから自分がお金を借りれそうか確認してみて、一度窓口に相談してみましょう。

利子がつく場合でも他の金融機関からお金を借りる場合よりかなり低く設定されているので、無理なく返済することができます。

 

お金が必要なら中途採用を受けよう

既卒であれば卒業から3年以内であれば新卒扱いとして新卒採用を受けることが可能ですが、お金がないニートやフリーターの方は中途採用を受けることを強くお勧めします。

  • 既卒の新卒採用は不利

まず重要なことが既卒で新卒採用を受けることは学生と比較されるので、基本的に不利になることを覚悟しておきましょう。

不利だということは当然内定が出にくくなるので、就職活動をする期間も伸びていき、それだけお金が必要になってきます。

  • 新卒採用はお金がかかる

また、新卒採用は最終面接などを本社の東京で行う可能性が非常に高いため交通費も高くなっていきます。

その点、中途採用であれば本社まで行く必要がなく、自分が働くであろう近くの事業所で面接を行うことがほとんどです。

そのため中途採用で就職活動を早めに終わらせることで、お金がない既卒であっても就職することができます。

 

中途採用なら転職エージェントを利用しよう。

ここまでお金がないニートやフリーターの方でも就職するために必要なことを挙げてきましたが

中途採用で就職活動する場合は転職エージェントというものを利用するようにしましょう。

  • 求人の紹介
  • 書類・面接対策
  • 就活の相談

これらを全て無料で行ってくれるのが転職エージェントや就職サイトです。

そして、これを利用することで最短で1ヶ月ほどで就職できるので、お金がない方でも積極的に利用しましょう。