既卒3年目・4年以上は必読!これしかない!たった一つの就活のやり方

既卒

大学を在学中に就職をせずに既卒になってしまった。

知らず知らずに、ニートやフリーターとして3年以上も過ごしてしまっていた。

就職するにはどうしたらいいのか?

そういう風に考えている方は意外と多くいます。

私自身も学生時代に就職活動をせずに卒業してしまい、ニートやフリーター生活を送っていました。

ですが今では残業時間が20時間以下の大手のホワイト企業に就職して充実した生活を過ごすことができています。

今回はそんな既卒3年目あるいはそれ以上過ぎてしまった方に、まずは今の現実をしっかりと理解してもらいます。

そして、限られた就活のやり方を徹底的に解説していきます。

 

既卒4年以上は新卒採用を受けられない

まず、大事なことが既卒歴が3年を超えて4年目に突入した方は基本的に新卒採用を受けることができないということです。

厚生労働省は平成22年に青少年雇用機会確保指針を改正して

「大学卒業後3年以内は新卒として扱うこと」

という通達を出しました。

では実際にどのように募集されているのか見てみましょう。

これはリクナビ2019で既卒でも応募可能なある企業を2つピックアップしたものになります。

(例1)

(例2)

見て分かるようにどちらの企業も応募資格は2016年3月〜2018年3月卒の方とあります。

これはこの2つの企業がたまたま同じなわけではありません。

ほとんどの企業がこのように3年間に設定しているのです。

そのため既卒4年以上の方はこの募集要項に当てはまらないので、応募することができないのです。

 

既卒3年目は時期に注意

それでは「既卒3年目であればギリギリ新卒採用を受けられる」というと必ずしもそうではないのです。

 

新卒採用は3月ごろから始まる

学生時代に就活をしたことがある人なら知っているかもしれませんが

新卒採用というのは3月ごろから始まり6月、7月ごろにはほとんどの企業が内定を出し終わっているのです。

もっと言うと、4月の中盤ごろでエントリーシート(ES)の締め切りを終えている企業がほとんどです。

そこからはESを通過した人のみが面接を受けている状態なのです。

つまり、既卒3年目の人が5月や6月に「さあ、今から新卒で応募しよう」と考えてもほとんどの企業は受付を終えているのです。

仮にESを受け付けている企業があったとしても、それは第一回目ではなく第二回目や第三回目など、どんどん採用枠が狭まっている状況であることがほとんどです。

新卒採用はただでさえ既卒3年目というマイナスを抱えながら学生と争うのです。

このような状況ではほとんど採用される望みは薄いでしょう。

そのため、既卒3年目で新卒採用を受ける場合は3月のヨーイドンからスタートダッシュを切れるようにしておかなければ、内定を取れる可能性は0に近いのです。

 

秋採用で採用される可能性は限りなく低い

ここまで新卒採用は3月ごろから始めるため、それに出遅れては内定をもらうことはできないということを説明してきました。

しかし、新卒採用には秋採用という夏から秋に始まるものがあります。

これはすべての企業が行うのではなく、思ったように採用できなかった企業などが行う採用方法になります。

これであれば出遅れた既卒でも応募できる可能性はあります。

しかし、これも既卒が採用される可能性は限りなく低いのです。

その理由は2つあります。

  • 採用枠は春に比べて極めて少ない
  • 応募者にレベルの高い学生が残っている

 

まず採用枠に関して春は大手であれば数百人単位で募集している企業がありますが、秋採用は数人から多くて10人程度です。

1人、2人しか採用しない企業も多くあります。

そのため、非常に狭き門になっているのです。

 

そして、応募者のレベルについてです。

応募者はそのまま自分のライバルになるのでどう言った人がメインで応募してくるのか知っておくべきなのです。

秋採用に応募してくる応募者は主にこのようなボリューム層になっています。

  • 4回生で留学に行っていた
  • 公務員試験から民間企業に切り替えた
  • 内定をもらえなかった学生、既卒

このように留学に行っていた強みや、公務員試験で就活をできなかった学生たちが狭き門に必死で食らいついてくるのです。

そんな中、既卒3年目が内定をもらうことができるでしょうか。

よっぽど能力が優れているか、一芸に秀でていない限りそのようなことはないでしょう。

そのため、既卒3年目にとって秋採用というのは受けるべきものではないのです。

 

既卒3年目・4年以上は中途採用に専念するべき

ここまでの説明で既卒3年目でも3月を逃してしまった人は新卒採用で内定をもらうことはほとんどできないこと。

既卒4年以上の人はそもそも新卒採用に応募できないことを説明してきました。

そのため、これらの人たちは中途採用に専念するべきなのです。

 

中途採用は希望の企業に就職できない?

 

「中途採用では希望の企業に就職はできない」

「中途採用はブラック企業ばかり」

 

このように考えている人もいるでしょう。

私はこの記事の冒頭で現在ホワイト企業に勤めているということを説明しましたが、この企業には中途採用から就職したのです。

私は既卒2年目で就活をしたこともあり、新卒採用も挑戦することができましたが、中途採用で自分の希望通りの企業に出会うことができたのです。

そのため、結局は中途採用で内定をもらった、この企業で働いています。

中途採用ではブラック企業に出会う確率も確かに高くなりますが、正しいやり方で就活に臨むと自分の希望にあった企業を探すことも十分にできます。

 

中途採用の正しいやり方

それではその中途採用の正しいやり方とはどのようなものなのでしょうか。

まず一番はじめに思いつくのがハローワークを利用して就活をする方法ではないでしょうか。

ただ、私も既卒の頃に利用したことがありますが既卒がブラック企業に就職してしまう理由は、このハローワークのせいなのではと思うぐらいブラックな求人ばかりでした。

そのためブラック企業に勤めたくなければ、ハローワークは絶対に利用しないようにしましょう。

実際に行ってきた時の体験談はこちらの記事

既卒ニートがハローワークに行ってみた!就活のやり方と求人を知る方法!

それではどうするのか?

それは転職エージェントを利用するのです。

私がホワイト企業と出会い、就職することができたのはこの転職エージェントのおかげでした。

そのため皆さんも必ず利用するようにしてください。

転職エージェントとはどのようなものか説明しておくと

  • 求人の掲載
  • 履歴書など各種書類の書き方のフォロー
  • 面接対策
  • 就活の相談

これらを全て無料で行ってくれるのです。

そして、ハローワークとは違いどの企業でも求人を出せるのではないためブラック企業は少ないのです。

そのため、まずは転職エージェントに登録して相談や自分の希望を伝えるところから始めてみましょう。