既卒が面接で失敗しない自己PRとは?NG例と押さえておくべき4つのポイントとは

面接・書類対策

履歴書やエントリーシート、面接の場のどれかで必ず問われる自己PRについて、どんな内容を話せばいいのか迷う人は多いのではないでしょうか。

今回は、既卒が面接を受ける際に失敗しない自己PR方法について解説していきます。

NG例や押さえておくべきポイントについても具体的にピックアップしていきますので、是非チェックしてみてくださいね。

 

【NG例】間違った自己PRとは

まずはNGな自己PR例を紹介していきます。

 

・長く話しすぎる

自己PRは、面接の最後に「総まとめ」の質問として聞かれることが多いです。

アピールしたいことがたくさんあるとしても、長く話しすぎると要点の分からないだらだらとした自己PRになってしまいますので、短めに話すように心掛けます。

具体的なエピソードや例え話を入れる場合も手短に、変にウケ狙いに走らず、完結に話すのがよいでしょう。

 

・短所やネガティブな話を入れている

誰から見ても明らかな短所があったとしても、自己PRの場でそのことについて言及するのはNGです。

「〇〇という短所も、長所に変えられるくらい尽力して参ります」

「幼少期の緊張しがちな性格も〇〇によって改善することができました」

など、一見ポジティブに聞こえるような内容であってもマイナスイメージを抱かれかねません。

ネガティブなことを引き合いに出すことなくアピールする方法を考えましょう。

 

・ぼんやりとした抽象的なアピールになっている

「コミュニケーション能力がある」「体力が自慢である」など一見とてもポジティブな内容であっても、初対面の面接担当者にとっては具体的なイメージのしづらいアピールになってしまっている可能性がありますので注意しましょう。

「スポーツ、音楽、漫画やアニメ、旅行など趣味が多いため、初対面の人であっても共通の話題を見つけやすく、コミュニケーションを取る上で非常に役立っています」

「ラグビーを〇年続けているため、外回りや立ち仕事にも耐えられる体力が自慢です。自分の体調や食事を中心とした生活習慣にも気を遣っているため、この1年間で1度も風邪をひいていません」

このように具体的なエピソードを盛り込んで話すとポジティブなイメージを持たせやすく、長所が仕事に役立つものであるとアピールすることもできます。

 

既卒が自己PRを失敗させない4つのポイント

では実際に、既卒が自己PRを失敗させないために押さえておくべきポイントについて解説していきます。

 

自己PRの時間は1分以内で!

自己PRは手短に、1分以内で話せるように訓練しておきましょう。

前もって時間を計って話す練習をしたり、伝えたいポイントをリストアップしたりするのが効果的です。

企業によっては「2分以内で自己PRをお願いします」など時間指定されることもありますので、話す内容はブラさず、複数の時間枠で練習しておくと慌てずに済みます。

 

口角を上げて大きめの声で!

自己PRとは、話す内容が自由に決められる唯一の質問でもあるため、良くも悪くも求職者のイメージを大きく左右します。

姿勢を正し、口角を上げ、大きめの声ではっきりと伝えましょう。

多少引っ掛かりながら話してしまっても、話す姿勢がしっかりしていて聞きやすければ印象は悪くなりません。

鏡を使ってセルフチェックする、友人や転職エージェントの担当者に指導をしてもらう、というのも効果的です。

 

長所を語る時はエピソードを交えてもよし!

自己PRに自分の長所を盛り込む際は、具体的なエピソードを交えてもよいでしょう。

実績がある転職者であれば前職での経験を語ることができますが、既卒の場合は実績面で語れることが少ないため、自分を強く記憶に残してもらうためにエピソードを入れるというのは有効です。

主観で語らず、周りからどんな評価を得ていたのか、どんなことを言われたのかについて言及するとイメージが沸きやすくなります。

 

志望動機と、どんな形で貢献していきたいかを完結に話す!

自己PRで最低限盛り込むべき内容は、その会社のどんなポイントに惹かれて応募したのかという志望動機と、自分の長所をどう活かしてどんな形で貢献していきたいと思っているのか、の2点です。

どちらも面接で改めて聞かれることの多い内容ではありますが、改めて完結に伝えるようにしましょう。

面接担当者に、自分が入社した後活躍している姿のイメージを持ってもらうことが大切です。

 

【まとめ】自己PRは完結に分かりやすく!会社と自分の魅力を伝えましょう。

自己PRの真髄は、会社と自分の魅力を完結に分かりやすく伝えることにあります。

こんな魅力のある自分が、こんな魅力のある会社で、こんな働きをしてみせます!という趣旨でアピールを組み立てることができれば、前向きな姿勢とポジティブ思考を評価してもらうことができます。

転職エージェントによっては自己PR作成を集中的にアドバイスしてくれるところもありますので、参考にしてみるとよいでしょう。