【ニートの末路】無職のリアルな将来と脱ニートの方法を徹底解説

既卒

ニートとして家族や親戚に生計を依存している場合、楽に思う気持ちもありながら、同年代の人たちが社会で活躍している姿を見て焦る気持ちも出てきがちです。

しかし、「どうせ自分にはできない」「失敗するのが怖い」「今更何をやっても無駄」と考えてしまって、なかなか就職への1歩が踏み出せない人もいるでしょう。

今回は、ニートが行きつくリアルな将来と、脱ニートの方法について解説致します。

 

1.ニートの末路!無職者のリアルな将来とは?

まずは、ニートの将来について不安に思うポイントを挙げていきましょう。

 

・自分の力で収入を得ることができない

ニートは基本的に衣食住と生活の全てを家族からの資金援助や家事労働によってサポートしてもらっているため、家族が怪我や病気をした時や、親が高齢になり亡くなった時は、まず間違いなく生活に困窮します。

最終手段として生活保護の受給が考えられますが、生活保護は希望すれば誰でも受けられるというわけではありません。

健康な成人であればまず就職する道を示唆され、申請する上では怪我や病気の有無など「働けない理由」を必ず聞かれます。

親が遺してくれた不動産や車などの資産がある場合は売却せねばならず、簡単に申請できるものではないと理解しておきましょう。

 

・家庭を持つことができない

年を重ねても家庭を持ちにくく、婚活をしたとしても世間体の悪さや生活力のなさを理由に異性から断られしまうことも多いものです。

今はそれで問題がなくても、年を取ってから生活を共にするパートナーが見つからず、最悪社会から孤立してしまうリスクについても考えておきましょう。

 

・どんどん就職しづらくなる

正社員であってもアルバイトであっても、空白期間が長くなる程就職しづらくなります。

「無為に時間を過ごしていた」「スキルが何も身に付いていない」と判断されることも多くなってしまうため、ゆくゆく就職を目指す可能性があるのなら早めに動いた方がよいでしょう。

 

2.まずは働くことが大事!ニートが行うべき就活の方法について

まずは社会との接点を持つべく、「どんな仕事でも構わないので働いてみる」ということが大切です。

アルバイトでも、週1~2回からのスタートでも問題ありません。

ここでは、ニートが行うべき就活の方法について解説します。

 

・就労支援サービスを使う

政府が運営している公的機関や、ニートやフリーターの就労支援に特化したサービスを利用してみるのがよいでしょう。

カウンセラーや相談員が常駐していることが多いため、「何から始めていいのか分からない」「就労に対する漠然とした不安がある」といった悩みを聞いてもらうこともできます。

就労意欲が高まった段階で、提携先の企業やアルバイト面接の斡旋もしてくれますので、積極的に足を運びましょう。

 

・日雇いバイトを探してみる

日雇いの単発アルバイトであれば、これまでの学歴や職歴を問わずにスタートできるのが一般的です。

長くそこで勤めるというよりは、仕事をして給料をいただく感覚を学ぶために利用するものだと捉えましょう。

翌日、翌々日の仕事であっても空きがあればシフトに入れてもらえる可能性が高いため、思い立ってすぐ行動する時に便利というメリットもあります。

 

・就職サイト、転職サイトを使う

就職サイトや転職サイトを使い、気になる企業に早速面接を申し込んでみてもよいでしょう。

無職状態であるということにマイナスイメージを持っている企業担当者も多いため、あらかじめ難航するであろうことを予測し、不合格になっても落ち込みすぎないのが大切です。

最初は「数打てば当たる」の精神で、根気強くチャレンジしてみることをおススメします。

 

・ハローワークの職業訓練コースを活用する

ハローワークでは、就労のために必要なキャリアコンサルティングや、個別の就労支援計画立案、求人開拓、生活設計などを共に行ってくれます。

必要があれば、仕事に必要なパソコンスキルやビジネスマナーを身に付けるための能力開発機関への斡旋も行ってくれますので、併せて活用していきましょう。

 

・転職エージェントを利用する

転職エージェントは、現在無職の人や、職歴がない人であっても利用することができます。

相手企業に人材を紹介し、採用・定着させることで企業からのマージンをもらうビジネスモデルで成り立っているということもあり、より前向きに就職へのアドバイスを行ってくれるでしょう。

模擬面接、履歴書の添削、エントリーシートへのアドバイスなど、受けられるサポートも多岐に渡ります。

 

【まとめ】悲惨な未来を選びたくないなら、早めの就職こそが吉!

ニート状態のまま長年過ごしてしまうと、いざという時に替えが効かず、生活に困窮する場面も出てきてしまいます。

今こそ巻き返しの時だと考え、就職するのであれば早めの行動を心掛けましょう。

まずは少しずつ仕事を始め、徐々に働き方を見直していくというスタイルがおすすめです。