就活の時期が近づくにつれて、不安感、焦燥感、緊張感に襲われて心配な気持ちが強くなってしまう人もいるでしょう。
なかなか動き出せない、何から動いていいのか分からない、緊張で上手く話せないなど、思うような自分でいられないことも起きてきます。
今回は、就活が怖いと思う原因や、解消法について幅広く解説致します!
1.就活は誰もが不安で、緊張するもの!
まずお伝えしたいのは、就活は誰にとっても不安で、緊張するものであるということです。
自分の理想通りの就活ができた人でも、イメージ通りの就活ができなかった人でも、就活に対する不安がゼロという人はいないのです。
これまで就職活動を行ってきた上司や先輩たちも同じような道を辿ってきたと考え、周りを上手く参考にしながら就活に臨みましょう。
2.就活の際に感じる3つの不安
では早速、就活の際に感じる不安の原因について掘り下げていきます。
・面接が怖い
面接でどんなことを聞かれるか、上手く受け答えができるか、圧迫面接されないか、集団面接で一緒になる人の方が優れているのではないか…など、面接に対する不安はなかなか消えません。
コミュニケーションが苦手な人や、緊張しがちな人にとっては、更にハードルの高いものとなるでしょう。
・無い内定が怖い
努力しても内定が得られなかった場合、親や先生からの期待を裏切ったような、自分の価値がなくなったかのような感覚に襲われてしまいがちです。
学生生活全てを否定されたような気持ちなってしまう人も多く、「成果が出せなかった」ことに対して深くショックを受ける人もいるでしょう。
・周りに差をつけられるのが怖い
就活に対し早めに動いている人、会社説明会やインターンシップに積極的に参加している人と比較して、自分の活動の遅さや情報量の少なさに愕然としてしまうケースもあります。
また、将来に対するビジョンがしっかりしている同期に対して、羨ましく思うと同時に自分が情けなく感じる心理も働きます。
内定の有無など、結果が比較しやすい時期になってくれば尚更差がつきやすくなるでしょう。
3.就活は怖くない!解消法5つ
実際に、就活を怖いと思わなくする解消法を紹介致します。自分に合った方法を探すのはもちろん、どうしても手詰まりになってしまったらこれらの方法を試してみてください。
・徹底的に自己分析をする
勉強をする上で基礎が大事と言われるのと同様、就活の場においても、基本である「自分の姿」を理解することが重要です。
自分はどんな人間なのか、どんなことに喜びを感じるのか、どんな仕事に適正があるのか、将来どんな人間になっていたいのか、徹底的に分析することで自ずと目指す業界や職種が定まりやすくなります。
・徹底的に企業分析をする
就職情報誌や企業の説明会で情報を得る他、投資家向けに出しているIR情報を見て経営状況や財務状況をチェックしたり、OB訪問をして入社後しか分からない社内の雰囲気を聞いたり、企業分析を深めるのも1つの手段です。
入社後のミスマッチをなくし、ブラック企業を避けるためにも、効果的な手段だといえます。
・徹底的に練習する
面接、プレゼンテーション、ディスカッションが苦手な人は、キャリアセンターや就職支援サービスを利用しながら徹底的に練習しましょう。
「場数を踏む」「場に慣れる」という言葉がある通り、質問されやすい内容をある程度把握したり、予期しない質問に対する切り替えしを学んだりすることで、心に余裕が生まれます。
・徹底的に味方になってくれる人を探す
ゼミの教授、友人、両親、キャリアセンター職員、就職支援サービスのアドバイザーなど、自分の味方になってくれる人を探しましょう。
就活に対する不安や悩み、時には愚痴を吐きだすことで気持ちが楽になるうえ、効果的なアドバイスを受けられることもあります。
・徹底的に選考を受けまくる
「数打てば当たる」の方式で、少しでも興味のある企業にはエントリーし、スケジュールの許す限り選考を受けるのもよいでしょう。
企業は、人ごとに異なる経験や性格を重視して面接を行いますが、時にはめぐり合わせやご縁、面接担当者との相性の良し悪しで結果が左右されることもあります。
スケジュール管理や企業分析が間に合わない程受けすぎてしまうのは問題ですが、たくさんの企業を見てみることは悪くありません。
【まとめ】対策を十分に行えば、就活は怖くなくなります!
就活を「怖いものだ」と思い込んで活動してしまうと、身体に力が入っていい結果も残せません。
事前準備や対策をしっかり行うことで怖さや不安をなるべく払拭し、ある程度割り切った胆力を身に付けるのがよいでしょう。
とはいえ、就活は誰でも緊張するものです。
プレッシャーを適度に持ちながら、素の自分を活かす就活を行いましょう!