既卒(ニート・フリーター)が就職するために3つのすべきことと4つのすべきでないこと

既卒

就活を始めたいけど何をすればいいのか分からない!

こう考えている人は多いのではないでしょうか。

その逆に就職活動を始めるにあたってするべきではない、無駄なことを始めてしまう人がいます。

私自身、ニートやフリーターを経験し、既卒からホワイト企業に就職することができました。

そんな私がこれから就活を始める既卒の方に、何をするべきなのか、そして何をするべきでないのかをまとめていきます。

 

ニートはまずアルバイトをするべき?

まず、ニートの方でアルバイト経験がなくて社会にあまり出たことがない人もいるでしょう。

そのような方は「正社員を目指す前にアルバイトを始めるべきか」という疑問が浮かびます。

その答えはNO!です。

アルバイトをする必要はありません。

接客などの社会経験がないまま、いきなり就活の面接などを受けに行くのは怖いかもしれません。

しかし、社会経験を積むためにアルバイトをしていれば、自信を持つのはいつ頃になるでしょうか?

数ヶ月でそのような自信がつくなら問題ありませんが、そのような人はなかなかいないでしょう。

それにアルバイトで得られる社会経験など、たいしたものではありません。

また、既卒の就活は既卒歴、ニート歴が長くなるほど受けられる企業がどんどん減っていきます。

そんな貴重な時間をアルバイトに使うぐらいなら、正社員になるために就活を始めましょう。

 

それ以外にもフリーターとして既にアルバイトをしている人もいるでしょう。

そのような方でこれから就活を始める人には、ぜひアルバイトを辞めることを強く勧めています

その理由としては、就職するためにまとまった1〜2ヶ月ほどの短期間で終わらせるのが一番効率が良いからです。

詳しくはこちらの記事

既卒の就活はアルバイトをしてはいけない!たった一つの理由とは

 

派遣社員や契約社員から始めるべき?

これはニートもフリーターも関係ありません。

正社員になる前に派遣社員や契約社員を経験し、職歴をつけてから就職活動を始めようという考えです。

この考えもお勧めしません。

既卒 → 派遣社員・契約社員 → 正社員

仮にこの道を辿ろうとするとします。

そうすると派遣社員・契約社員から正社員になるために就職活動をすると

まずは既卒の空白期間や理由を聞かれます。

その次に考えられるのが

「なぜ既卒から派遣社員・契約社員になろうと思ったのですか?」

「なぜ正社員を目指さなかったのですか?」

という質問になることが予想できます。

そして、この時の理想的な回答なんてものはないでしょう。

どうしてもその企業で派遣社員・契約社員として働きたかったのであれば別ですが、職歴をつけるためだけにこの道をたどるのは遠回りでしかありません。

ニートやフリーターでも正社員にはなれます!

そのため堂々と正社員登用の就活をするようにしましょう。

 

資格を取るべき?

「就活を始めるにあたって何か資格を取るべきか」という疑問もありますが、まったく必要はありません。

これも時間の無駄になることがほとんどでしょう。

就活で有利になる資格というのはそれほど多くありません。

そしてそういった資格というのは当然簡単に取れるようなものでもありません。

資格を取るために数年かかることもあるのがほとんどでしょう。

そして、企業というのは資格の有無はそれほど気にしていません。

私もこれまで全く接点のない電気・エネルギー関係の企業の面接にいった時の話ですが

「営業でも2〜3年で電気工事士の資格は取ってもらうけど大丈夫?」という質問が来ただけでした。

こういった時は堂々と「もちろん取ります!」と答えておけば問題ありません。

このように多くの企業は、必要な資格は入社してから取れる環境になっています。

そのため、特別何かの資格を取る必要はありません。

 

強いて言うならばSPIの勉強はしておいた方がいいでしょう。

私はSPIには自信があったので、SPI試験がある企業でも関係なく受けられました。

ただ、このSPI試験を避ける人が非常に多いのが現実です。

これは実際に転職エージェントやハローワークから聞いた話なので間違い無いでしょう。

そのため、SPIを少し勉強しておくだけでも受けられる企業の幅も広がるので勉強しておきましょう。

 

ハローワークには行くべき?

これから就活を始める人で、やり方がわからない人はハローワークに行くという手段もあります。

ただし、これもお勧めしません

その一番の理由が、ハローワークにある求人にはブラック企業が非常に多いからです。

私が実際にハローワークに行った時に見てきて感じたことです。

詳しくはこちらの記事

既卒ニートがハローワークに行ってみた!就活のやり方と求人を知る方法!

 

本当にするべきこと

ここまでは就活を始めるにあたってするべきではないことばかりに目を向けてきました。

ここからは正しいやり方で就活に取り組めるよう、本当は何をすればいいのかをまとめていきます。

 

就活することを強く決断する

まず一番大事なことが覚悟を決めて、「就活を今から始める」という決断をすることです。

その際にいつまでに内定をもらうという目標は立てておきましょう。

くれぐれも「来年でもいいや」などとは考えないようにしましょう。

今動かなければ来年動くこともないでしょう。

 

転續エージェントに登録する

就活を始めることを決意した後は、転職エージェントに登録してください。

転職エージェントとは、就職したい人と企業を繋いでくれる仕事をしている人たちです。

私たち、就職したい側の人はすべてのサービスを無料で利用することができます。

ハローワークと違いブラック企業が少なく、彼らは就職させることで求人を出している企業からお金をもらうことができるのです。

そのため私はハローワークの人たちよりよっぽど責任を持って仕事をしている印象を強く受けました。

実際に私も転續エージェントを利用することで複数の企業から内定をもらうことができました。

 

まずは相談から

転職エージェントに登録したら、面談というものがあります。

これは転職エージェントの方と実際に会って、自分がどんな職業に就きたいかなどを話す機会になります。

この時、自分が何をやりたいか明確に決まっていなくても問題ありません。

私も初めの面談の段階では何をやりたいかなど全然決まっていませんでした。

その中でいろいろ話をしていき、業界や職種について教えてもらいながらお勧めの求人を紹介してもらうという形になっていきました。

そのため、まずは何も決まっていなくてもそれを正直にエージェントの方に伝えるところから始めましょう。