地方でニートやフリーターをしている人が、上京して就職するというケースはよく耳にします。
しかし、上京してよかったと思う人もいれば、思っていたように上手く事が運ばなかったという人もいるようです。
今回は、既卒ニートやフリーターが状況して就職する方法や、知っておきたい状況のメリット・デメリットについて解説します。
1.地方と東京の就職市場は違う!
まず理解しておきたいこととして、地方と東京の就職市場の差があげられます。
東京は非常に企業が多いエリアであるため求人数も豊富ですが、一方で大学が多いために「大卒であること」を前提としている企業も多く、自分が応募できる案件がどれだけあるかを見極めることが重要です。
また、ニートやフリーターを採用せずとも、毎年多くの人材が学校を卒業し新卒者として就活を始めたり、スキルやノウハウを持った中堅転職者が市場に多く出回っていたりすることもありますので、メリットとデメリットを理解した上で状況しましょう。
2.既卒が上京して就職するメリット
まずは、上京して就職するメリットを紹介します。
・求人案件数が非常に多い
東京を拠点としている企業は非常に多く、1つの企業でも東京にいくつもの支店や店舗を持っているため人事異動先に困らないというメリットが挙げられます。
豊富な案件から就職先を選択できますので、自分が納得する道へ進める可能性が高まります。
・地元を離れて心機一転できる
地元では、親、友人、近隣の人の目が気になり、既卒であることや正規職に就いていないことに対する負い目が強く、思い切った行動ができないという人も少なくありません。
東京で心機一転、自分が自由に動ける環境を用意することも非常に大切です。
・給与もチャンスも豊富
地方と比較して同じ仕事でも給与が高めに設定されていることが多く、東京本社勤務や規模の大きな支店勤務も期待できます。
得られるチャンスも多いので、自分を成長させたい人にはうってつけの場所だと言えるでしょう。
3.既卒が上京して就職するデメリット
反対に、上京して就職するデメリットを紹介します。
・物価が高いため高収入を目指す必要がある
東京は、家賃、食費、日用品費などありとあらゆる物価が高めに設定されているため、地元と同じレベルの生活を送っていてもいつの間にかお金が減ってしまいます。
必然的に、自分が思っている以上に高収入な仕事を見つけなければならず、生活のために仕事に追われすぎてしまうこともあるでしょう。
前もって生活のシミュレーションをしてから上京しましょう。
・長続きする仕事を見極めるのが難しい
東京は非常に求人数が多いため企業選びに困らない一方、「辞めても次があるから」「別の会社を探せばいいや」と自分に甘くなってしまうことも予想されます。
一見給料がいいように見えても物価とのバランスが取れていなかったり、希望する求人は全て大卒限定であったりという「思わぬ穴」も隠れています。
どんな求人があるか、ある程度リサーチしておきましょう。
4.既卒が上京して就職する方法
では実際に、上京してどのように就職を進めるべきか、ポイントを絞って解説致します。
・事前にオンラインカウンセリングを受ける
就職サイトや転職エージェントでは、オンライン通話システムを使ったカウンセリングを行っている場合があります。
事前に東京の就職市場について学んだり、自分のケースだとどんなステップを踏んで就活すればいいか聞いたりすることで、上京後の流れがイメージしやすくなるでしょう。
・家賃補助や寮がある求人を狙う
なかには、家賃補助や寮完備を謳う求人も存在します。
ニートやフリーターの就活に特化した就職サイトでは、このような案件を希望すれば優先して紹介してくれるシステムを整えていますので、積極的に利用していきましょう。
上京後の家賃負担が心配な場合や、家を借りる初期投資額が足りていない場合に便利です。
・若手の採用に力を入れている企業を探す
スキルやノウハウ、実績重視ではなく、若さやフレッシュさ、ヤル気や柔軟なアイディア力を重視する企業を探すのもよいでしょう。
このような企業では、人柄重視で面接するケースが多く、アピール次第でチャンスの幅が広がります。
前もって模擬面接をしたり模擬プレゼンテーションをしたり、練習回数を積んで自信に繋げましょう。
【まとめ】上京して就職を狙うのはギャンブルではない!作戦次第で希望通りの道を叶えられます!
上京して就職することを考えると、「場所を変えるだけで上手くいくのか?」「逃げではないのか?」と自問自答することもあるでしょう。
しかし、東京での就職はメリットも多く、きちんと作戦を立てて実行していけば希望通りの道が開けるのも確かです。
まずは就職に関するプロの意見も取り入れるために、カウンセリングやコンサルティングを受けつつ進めていきましょう!