苦手な集団面接を得意に!明日から実践できる4つのコツとは

面接・書類対策

求人情報を見ていると、選考ステップが細かく分かれている企業があることに気がつきます。

個別面接、集団面接、グループディスカッション、役員面接、最終面接などそのステップはさまざまですが、特に集団面接に苦手意識を持つ人は多いものですよね。

今回は、集団面接が苦手視される理由や、明日から実践できる対策について解説していきます。

 

集団面接が苦手視される理由

集団面接にどうも苦手意識がある、選考ステップに「集団面接」と記載されていると面接の申し込みを躊躇ってしまう、という人は多いものです。

ここでは、集団面接が苦手視される理由についてピックアップしてみました。

 

・他人と比較してしまう

相手の方が自分よりいい経歴を持っている、この中で一番自己PRが下手だったのが自分な気がする、というように、他人と比較してしまうことが苦手意識の原因かもしれません。

元々自分に劣等感があったり、学歴・職歴・資格・実績などにおいてコンプレックスを抱えていたりする人が陥りやすい特徴があります。

求職者全員に合格を出すことはできないため、どうしても集団面接で同席する人同士は比較の対象となってしまいますが、あくまでも比較することは面接担当者の仕事と捉えて、自分なりのアピールをすることに注力しましょう。

 

・他の人と内容が被らないようにと意識しすぎてしまう

例えば志望動機を聞かれた時、集団面接で同じグループになったメンバーの1人が自分と全く同じような志望動機を話されたら、焦ってしまうこともあるでしょう。

内容を真似したのではないか、ちゃんと志望動機を考えてきていなかったのではないか、と思われることを防ぐために思考を巡らせすぎて、パニックになってしまうという話もよく耳にします。

周りの人と内容が被ってしまうことは悪いことではありません。

自分なりの言葉でもう1つ魅力を付け加えて伝えるようにすれば、「パクったかな?」と思われることもないでしょう。

 

・場慣れしていないために緊張してしまう

試験と同じように、面接にもある程度練習やトレーニングの機会が必要です。

集団面接のトレーニングをしていないまま臨んでしまうと、どんな質問をされるのか、どんな形式で進んでいくのか全くイメージができておらず、必要以上に緊張してしまいます。

就職や転職に強いエージェントを利用してシミュレーションをしてもらうなど、対策をしておくことが肝心です。

 

集団面接を得意にするコツ

では実際に、集団面接を得意にするコツや対策方法をお伝えしていきましょう。

 

・とにかく集団面接の練習をする

学生であれば大学のキャリアセンターで、転職者や既卒者であれば転職エージェントで、集団面接に特化した面接対策講座が開催されている場合があります。

実際に模擬面接を行って個別にフィートバックを行うなど手厚いフォローをしてくれる機関も多いので、是非利用してみましょう。

場慣れになるだけではなく、質問への上手い切り替えし方などを参考にすることができます。

 

・完結に話す訓練をする

集団面接では、「お1人ずつ、1分以内でお話ください」というように、時間設定がされる場合があります。

そうでなくても複数人数を一度に面接するという形式上、あまり自分だけ長く話し続けるわけにはいきません。

伝えたいことを完結に、手短に話す訓練をしておきましょう。

結論から先に言う、話したいことの中でも最重要ポイントを意識しておく、などが効果的です。

 

・他の人の話に影響されすぎない

他の求職者がとてもいいアピールをしていたとしても、それに影響されすぎて自分の軸がブレないようにすることが大切です。

他の人と話が被りそうだったからといってその場で思いついたことをパッと話したり、より強烈な印象を与えられるよう話を盛ってしまったり、ということは絶対にやめましょう。

明らかに他の人からの影響を受けて話していると見破られてしまうと、人に流されやすく自信のないタイプ、という印象を与えてしまいます。

自分が準備してきたい内容や、普段から考えていることに対して率直に話すという姿勢が重要です。

 

・他の人の話もちゃんと聞いておく

周りに流されたくないからという理由で、他の人の話を全く聞かないでおくというのも逆効果です。

相手の方に少し顔を向ける、適度に相槌を打つ、という「聞く姿勢」を評価されている可能性もあります。

また、場合によっては「先ほどの〇〇さんのお話についてどう思いますか?」と聞かれることもあるでしょう。

集団面接の場を共にする求職者たちは、自分と同じ企業を志望する仲間だと捉え、あまりライバル視せずフレンドリーな雰囲気でいることが重要です。

 

【まとめ】集団面接では「聞く姿勢」と「自分を貫く姿勢」の両方が大事!

集団面接で大切なのは、他の人の話を「聞く姿勢」と、大勢の中でも考えを正確に表現できる「自分を貫く姿勢」の2つです。

まずは練習あるのみですので、転職サイトや転職エージェントが行っている集団面接対策講座について情報収集をしてみましょう。

ある程度場慣れすれば、当日急に慌てることも減っていきますよ!