既卒になってどうすればいいの分からない!元ニートが解決策を伝授

既卒

大学を就職せずに既卒になってしまった

今からどうすればいいのか分からない

 

これから就職を考えている既卒の方でこのように悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

私も就職活動をせずに大学を卒業した後、ニートやフリーターの生活を送っていました。

そして、いざ就職活動を始めようと思っても何から始めていいのか分からない。

 

「そもそも既卒は就職をできるのか」

「なんで既卒になってしまったんだろう」

このような考えが毎日のように頭の中でぐるぐると回っていました。

今考えれば冷静じゃなく、プチパニックを起こしていたぐらい焦っていました。

そんなメンタルの弱い私ですが、無事に既卒から就職して今でもホワイト企業で充実した生活を送っています。

そして既卒であの頃の私と同じように悩んでいる方には一人でも多く、その悩みから解放してあげたいと思います。

そのため今回は既卒になって焦ってしまい、今何をすればいいのか分からない方に、するべきことを順を追って説明していきます。

 

就職できなかった理由を探そう

まず、大学に通っている間に就職活動はしていたけど内定が出なかった人についてです。

このような方は既卒になって一番初めにするべきことは

希望の内定がもらえず就職できなかった理由を探すことです。

そうでなければ既卒の就活でもまた同じことを繰り返してしまいます。

 

始めるのが遅かった

一つ目に考えられることは始めるのが遅かった、あるいは本気になるのが遅かったという理由です。

新卒の就職活動は本気で取り組むのが早ければ早いほど有利になります。

もちろん、希望の企業があればインターンなども挑戦しておくべきだったでしょう。

しかし、始めるのが遅かった人たちの特徴としては、働きたくないあるいは働くイメージが湧いていないことが多いのです。

もちろん誰だってしんどい思いをしたくはありませんが、生きるためには働かなければなりません。

私は学生時代は働く意欲が低かったので就職活動はしませんでした。

ただ、既卒になって痛感したことが「自分が働ける場所、必要とされている場所がある」という喜びです。

もちろん、それがブラック企業であれば話は変わりますが。

そのため、在学中に就職活動に本気になるのが遅かった人たちには、ぜひ就職した周りの人たちをよく観察してみてください。

そうすると改めて自分が何をしたいのか、そのために何をすべきなのかが見えてくるはずです。

そして、就職するべきだと思った方は今すぐ始めるようにしてください。

それが既卒になった理由を活かす唯一の方法です!

 

コミュニケーションが苦手

次に就職できなかった理由として挙げられるのがコミュニケーションが苦手だということです。

就活で必要なコミュニケーション能力とは、友人や初めて出会った人を楽しませる能力ではありません。

どちらかというとプレゼンテーション能力や自分をアピールする能力のことを指します。

ただし、そもそも人とのコミュニケーションが苦手な方は、そう言ったプレゼンテーションも苦手な方がほとんどでしょう。

それによって面接であまり力を発揮できずに希望の企業から内定をもらえないというケースが多くあります。

そのため、コミュニケーションが苦手で既卒になってしまった方はハローワークや転職エージェントなどを利用して積極的に面接対策に取り組みましょう。

そうすることで、少しでもこの弱点を克服して就活を続けなければなりません。

 

就活をしなかった理由を探そう

次に学生時代に就活をせずに卒業してしまった人は、自分がなぜ就活をしなかったのか改めて振り返ってみましょう。

私も学生時代に就活をしなかったのでこちらに当てはまります。

なぜ就活をしなかったのかを振り返ることで、次に何をすべきなのかが見えてきます。

 

なんとなく就活をしなかった

学生時代に就活をしなかった人で一番多い例がなんとなくではないでしょうか

 

「なんとなく働きたくなかった」

「なんとなく来年から働くイメージができなかった」

私もこの気持ちが少なからずありました。

確かに、学生生活はどちらかというと友達と遊んだりして楽しい毎日を送っていた人も多いでしょう。

そこから一転、翌年の4月から企業に就職して働きなさいと言われてもなかなか働くイメージができません。

そのため就活になかなか踏み切れない、あるいは就活しなくれいいやと決断してしまうのです。

しかし、既卒になってみて改めてどうでしょうか。

自分以外のほとんどの同級生は働き始めています。そして、自分だけがニートあるいはフリーター生活を送っているのです。

当時の私はこのことに非常に不安や、取り残されたという気持ちが強かったです。

皆さんもそうではないでしょうか。

そのため、学生時代の私は「働きたくない」と強く思っていましたが、周りを見るとどんどんそれが薄れてきました。

そして一度世間のレールから外れ、既卒になったからこそある意味では怖いものはもうないのです。

今からでもとりあえず就職をしてみて、そこから自分の人生をもう一度見つめ直すいい機会なのです。

 

夢を追いかけていた

次に、学生時代に夢があってそれを追いかけるために既卒になった人です。

私はなんとなくで就活をしてきませんでしたが、起業したいという夢もうっすらありました。

結局叶うことはなく、今では就職しましたが。

ただ夢を追うことはいいことです。人生は一度きりなので自分のやりたいことや夢を追うということは非常に大事な考え方です。

しかし、必ず諦める期限は決めておきましょう。

そうでなければいつまでも諦めきれず、ずるずるとフリーター生活を送る羽目になります。

そして最終的には就職がかなり厳しくなる年齢になっている可能性もあるのです。

私の場合は卒業から2年というのは決めていました。

2年で結果を出して起業できなければ就職するという覚悟は決めていたのです。

結局は1年で自分には才能がないことを痛感し、1年で諦める結果にはなりました。

ただ、この夢を追って既卒になった結果と、期限より早くに見切りをつけられたことは正しい判断だったと思っています。

これで悔いなく就活に臨め、社会人生活を送れると考えることができました。

そのため、夢を追いかけて既卒になった人はその夢を追う期限を決めること、才能がなければすぐにでも諦める勇気を持つことが大事になります。