この記事を作成している5月1日現在で、コロナウィルスの影響は今もなお社会に大きな影響を与え続けています。
最近は入学時期を4月から9月にする案も出てきているような状況です。
このようにコロナウィルスが発生する前と後では、社会は大きく変化しました。
そして、就活市場においてもそれは同様です。
合同説明会がほとんど中止になったり、Webでの面接が行われたりしています。
そんな中、このサイトではニートがいかにしてホワイト企業に就職したかまでを説明してきましたので
今回はこのコロナウィルスがニートやフリーターの就活にどのように影響を与えるのか
そして、そのような人たちがどのように行動するべきなのかまとめていきます。
ニート・フリーターが受けるコロナの影響
まずはニートやフリーターの方たちが、今回のコロナによってどのような影響を受けるのか見ていきましょう。
親から金銭的援助が受けられなくなる
今はコロナの影響によりリーマンショック以上の不景気がきているとも言われています。
そうなれば当然ながら皆さんの親もその不景気にさらされています。
会社からもらえるボーナスが無くなったり、給与が減額されたり
もっとひどい状況だと雇い止めや解雇など給料が支払われなくなるケースも少なくありません。
これらの影響で自主退学を考えている大学生も多くいるというニュースをよく見かけますよね。
それはニートやフリーターの皆さんにも同様です。
これは各家庭の事情に左右される部分ではありますが、コロナの影響により今までもらっていた親からの金銭的援助が受けられなくなる可能性があります
たとえ、これまで金銭的な援助を受けていなかったとしても、親が金銭的に余裕がある状況とない状況では皆さんに与える影響は大きく違ってきます。
親に余裕があるから気にせずニートやフリーター生活を送れたという方も多くいるでしょう。
しかし、そんな状況は今回のコロナで大きく変わってしまったことを十分理解する必要があります。
就活がさらに厳しくなる
2つ目が、今回の本題でもある就活についてです。
ニートやフリーターというのは当然ながらブランクがあることで学生よりも就活は難しい状況にあります。
海外ではこう言ったブランクが気にされなかったりもしますが、残念ながら現在の日本は新卒主義を貫いています。
しかし、その学生ですら今回のコロナの影響で多くの方が就活に苦戦しています。
数少ない枠を多くの学生で取り合っているという状況が、今回のコロナの影響でより顕著になってきています。
また、先ほども説明したように現在はリーマンショック以上の不景気がきている、今後来る可能性があると言われています。
こう言った状況から見てもニートやフリーターの方の就活は今後さらに厳しくなっていくと考えられます。
ニート・フリーターの就活が厳しくなる2つの理由
それでは、なぜニートやフリーターの方の就活が厳しくなると考えられるのか
大きく以下の3つの理由について説明していきます。
- 企業が採用に慎重になる
- 競争の激化
- 企業とマッチングする機会の減少
企業が採用に慎重になる
今回のコロナの影響で、就活市場において企業がどのように動くかを考えた時に
一番言われているのが、この採用に慎重になるということです。
下記は東洋経済による就活中の学生向けの記事ですが、就活する人であればみんなに共通する内容になります。
新型コロナウイルスの感染拡大による企業側の新卒採用の動きとしては、(1)消極路線 (2)様子見路線 (3)積極路線 の大きく3つに分かれると思われます。すでに企業ごとに違いが見られ、なかでも、(2)の様子見路線が多いような気がします。ただ、今後は(1)の消極路線が増えてくると思います。
〜一部省略〜
現時点では、業績にそれほど大きな悪影響を受けていない企業も、今後、悪影響を受けている企業や人の影響を間接的に受けていく可能性は高く、国がよほど適切な経済対策を行わない限り、業績への悪影響が企業全体に広がっていくことは避けられません。だからこそ、就活中の学生は、様子見から消極に切り替える企業が増えるという前提で行動したほうが、いい就活には結びつくと思います。
このように、コロナが今後どのように影響を与えるかということは誰にも分かりません。
そのために企業が採用に慎重になるのは当然の行動と考えられますよね。
これは就活をしている全ての人にとって良くない状況になります。
競争が激化する
2つ目は競争の激化についてですが、これは就活市場全体の観点とニート・フリーターの就活の観点と2種類あります。
まずは就活市場全体の観点からです。
先ほども説明したように今後の企業の動きとしては採用に慎重になることが考えられます。
それは採用の枠が少なくなるということを意味します。
そのため、これまでと同じように多くの就活している人たちの中で、これまでより少ない枠を取り合うという状況になるのです。
そうなれば必然的に就活自体が難しくなるということになります。
次にニート・フリーターの就活の観点です。
今回のコロナの影響で学生の就活はとても厳しいものになりました。
そのため、今年に内定をもらえず就職先がないまま卒業していく人たちも例年より多くなると考えられます。
そうして既卒になった人たちが今後どのような就職活動をするのかですが
就職浪人をして翌年に新卒採用を受ける人もいるでしょうが、多くの方は皆さんと同じように中途採用を受けることになるでしょう。
つまり皆さんのライバルとなる方が多くなるのです。
そして、そのライバルは最近まで就活をしていたので皆さんよりも就活慣れしているのも事実です。
来年からはそうした強力なライバルが生まれてしまうということを覚悟しなければなりません。
ニート・フリーターの正しい就活の方法
ここまで、コロナによってニートやフリーターの皆さんの就活は厳しくなると説明してきました。
ここからは、就活を考えている皆さんがどのように行動するべきかについてです。
就活すると決めた際は以下の2つを守ることが重要になります。
- 終息後すぐに行動する
- 一人で悩まない
終息後すぐに行動する
緊急事態宣言が解除されて世間の就活が活発化された頃には、すぐに行動する必要があります。
先ほども説明したように、翌年には強力なライバルが発生することは目に見えています。
この不景気でどれだけの採用枠が残っているかも分からない状況です。
また、今回は世界全体の経済が止まっていることもあり、終息後に一気に回復することはないと考えられています。
終息後にさらに不景気になることも十分考えられます。
そのためにも活動できる状況になれば、すぐに就活を始めてください。
一人で悩まない
これからの就活を見ると、どの業界が採用されやすいのか、どのような面接対策をすればいいのか
こういったことはこれまでの就活と大きく変わってくるでしょう。
一人で対策をしていてもこれまでの方法が通用しないことも多々出てくるでしょう。
そうした時に一人で行動し続けたり、悩み続けるのは時間を無駄にすることにも繋がります。
そうした時に活用できるのがエージェントや就活サイトになります。
まずは一人で悩まず、就活のプロであるエージェントなどに相談することが就職への一番の近道になります。
現場の状況を知っている人と一緒に考え、一緒に対策することが最も重要なことになります。
全てのサービスを無料で受けることができますので、ぜひ活用してみてください。
実際に私がニートだった時に利用してよかったサイトを紹介していますので、参考にしてみてください↓