語学留学していた既卒フリーターの就活の方法!秋採用を受けるべきなのか

既卒

留学していた自分はどうやって就職すればいいのか?

留学経験はどうやって活かせばいいのか?

既卒で留学していた人はこう考えるのが普通です。

在学中に留学していた人はそのまま新卒採用を受ければいいですが、既卒で留学すれば話は変わってきます。

そのため既卒で留学していて、これから就職活動を始める方はどのように就活するのがいいのかまとめていきます。

 

新卒採用を受けてみよう

卒業後3年以内であれば新卒採用が受けられます。

ただし、帰国の時期や就活を始める時期によって受けられる内容が変わってきます。

 

春・夏採用

帰国時期が3月や4月ごろであれば、その年の春・夏の新卒採用に間に合います。

学生と全く同じようにESの提出、面接を受けていきましょう。

その場合はマイナビやリクナビといったサイトを利用して、既卒でも可能な企業を探すところから始めます。

ただし、いくら留学していたからといって既卒であればそれだけで不利になります。

そして必ず聞かれる内容として下記があります。

  • なぜ在学中に留学しなかったのですか?
  • なぜ就職ではなく留学をしようと思ったのですか?

中途採用であればここら辺はあまり深く突かれることはありません。

ただし新卒採用であれば学生と比較されるので、こういった行動の理由、そこで得られたものが中心になってきます。

 

秋採用

帰国時期や就活を始める時期が夏頃、つまり8月頃であれば多くの新卒採用の枠は埋まってしまっています。

ただし企業によっては秋採用というものがあり、秋からも新卒採用を受けることができます。

しかしこの枠は非常に狭いということをしっかり理解しておきましょう。

そして秋だからといってライバルが弱いわけでもありません。

そのため秋採用を受ける場合は心してかかるようにしましょう。

 

秋採用のライバル

秋採用を受けるのは当然学生がメインになります。

その中でも新卒採用をずっと受け続けていて、春や夏に内定をもらえなかった人も数多くいます。

こういった方は良い意味でも悪い意味でも場慣れしすぎている場合があります。

もしグループワークやグループディスカッションで同じグループになっても、あまり意識せずに進めていきましょう。

 

それ以外には

  • 留学をしていた人
  • 部活に励んでいた人
  • 公務員試験に落ちた人

こういった人がライバルになってきます。

ここの人たちは先ほどとは違い、非常に強力なライバルになってきます。

秋採用を受け付けている企業は、ここのボリューム層をメインに狙っていると考えられます。

また、留学をしていた人でもほとんどは学生の間に留学していた人ばかりになります。

 

秋作用で狙い目の企業

秋採用を行っている企業は、企業数はそれほど多くないものの大手企業から中小企業まで幅広く受け付けています。

その中でどういった企業を狙っていけばいいのかというと、やはり中小企業や自分が通っていた大学に募集が届いた企業がいいでしょう。

大手企業で秋採用を募集している企業には応募者数は非常に多くなります。

そして、大手企業は春や夏から多くの学生に内定を出していますし、人材に困ることがありません。

そのため秋採用だからといっても内定を誰にも出さない場合があります。

しかし、中小企業は違います。

中小企業にとっては秋採用はチャンスなのです。

このような企業は春、夏の段階ではあまり応募者が多くなく、全く応募がこない企業もあります。

そういった企業にとって秋採用は自分の企業を知ってもらうチャンスなのです。

そして大手企業とは違って必ず採用枠を開けていると考えていいでしょう。

そのため、秋採用を受けるのであれば闇雲に応募するのではなく、戦略を持って中小企業をメインに受けていきましょう。

 

新卒採用を受かるためのコツ

それではこのような春・夏採用、秋採用に関係なく新卒採用はどのようなことを意識して対策を組めばいいのでしょうか。

それをまとめていきます。

 

英語力は必須

まず当然のことですが英語力は必ず他の学生たちに負けないぐらいでなければ留学した意味がありません。

それを目にみえる形であるのが一番です。

つまりTOEICの点数が重要になってきます。

留学経験者で英語力をアピールするのであれば最低でも800点ぐらいは必要になってくるでしょう。

ただし、最近は中国語などを話せる人は重宝されるようになってきているので、そういった面があれば積極的にアピールしていきましょう。

 

英語以外の経験が重要

留学を経験したのであれば英語を話せるのは当然と思われています。

その中で重要なことが「自分が留学で何をしてきたか」です。

例えばですが

  • ボランティアをしてきた
  • 珍しい体験をした
  • インターンを受けてきた

こういった経験をアピールできるようにしておきましょう。

ただ、ESや面接でエピソードをアピールする時に重要なことが、エピソードの大きさではありません。

就活で嘘をつく人というのは大抵ここを盛ってしまいます。

ただし、企業が見ている部分は「そこから何を得たのか」という部分になります。

そのためその経験から

  • 自分は何を考え
  • どのようなものが得られたか
  • これからどう活かしていきたいか

こういったところをアピールしていきましょう。

 

中途採用を受けよう

ここまで説明したように留学をしていようと既卒の新卒採用での就活は厳しいものに変わりはありません。

そのため新卒採用より中途採用で就職活動をした方が早く内定をもらうことができます。

また、8月以降に帰国した人であれば秋採用を含め、新卒で入社するのはかなり厳しくなります。

そういった方は秋採用よりも中途採用を受けましょう。

そして、新卒採用を希望するのであれば中途採用を受けてから内定をもらった経験がある中で、翌年の新卒採用を受けることをお勧めします。